2014年10月8日

ラサへ

翌朝、6:40発の飛行機でラサへ向かう。中国の時計は北京時間で動くので、あたりは真っ暗。ホテルでお弁当(パンと果物とゆで卵)をもらったが、食べきれない上に機内食(軽食ですが)まで出て、ラサでは予想通り体調不良だし、結局ラサのホテルにほとんど残して帰ることになった。
このルート、南側の方が景色がいいみたいなんだけど、これは北側の窓からの風景。これで十分ですけどね。
上空から見たヤルンツァンポ川。西チベットからチベットを東に下り、山中を南に折れインド、バングラディシュに至り(当然名前は変わる)ガンジス川と合流しベンガル湾にそそぐ。ラサの町を流れるラサ川はこの川の支流で、てっきりこちらも西から東へ流れてるんだと思ってたら、今地図を確認すると東から西へ流れて空港の西側でヤルンツァンポ川に合流するのであった。この規模の川になると遠目ではどっちに流れてるのかわかんないなあ。
こちらは地上から見たヤルンツァンポ川。空の色や山肌を見ると、高地に来たなあと感じる。昔はラサの街から空港まで3時間かかっていたらしいけど、橋が架かり、トンネルが掘られ、高速道路ができ、1時間ほどに短縮された。漢民族が押しかけて便利になっているのは確か。
そのトンネル。最高速度は40km/hに規制されている。中国では最近大型バスの事故が相次いで、規制はかなり厳しくなっているそうな。
高速道路から線路を望む。青海省からラサへ鉄路で行けるようになってヒトやモノの流れがずいぶん変わったようだが、鉄道はさらに西へ延びて、今年シガツェまで開通した。
ラサの西側(駅のあたり)は真新しいビルや建設中のビルが並び、普通の中国の都会のイメージ。住んでいるのも漢民族が多数。観覧車(遊園地)まであったけど、お客さんが入っているのかはよくわからない。
旧市街になると巡礼のチベット族が歩いていて、ちょっと安心。

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