2019年10月17日

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定番のスパイスガーデンに立ち寄り、
アルヴィハーラへ
ここは紀元前1世紀に建てられた石窟寺院で、スリランカではアヌラーダブラ、ダンブッラ、ミヒンタレーに次いで古い寺院。古来口承だった仏陀の教えが紀元前88年に初めて文字で記された場所とされている。右手の岩に穿たれた穴には
燈明が灯されている

個々の石窟は小ぶり。仏像もそれなりに面白いのだが、

ここが有名なのは壁画の方。

お約束の仏伝を描いたものだけでなく、
地獄絵図が描かれた窟も。
それだけでは飽き足りなくなったのか、
ジオラマ館まで建てられている。
展示目的は日本の地獄図と似たようなもんですよね。
さて、ポーヤデイなので博物館はお休みのはずだったのだが、
なぜか開けてくれた。寺宝はいろいろあるけど、ここのメインは古いお経。スリランカではヤシの葉を加工した紙に鉄筆で文字を刻み、溝に墨を塗りこみ米粉で磨きだすことで文書としている。前回はお坊さんに名刺を書いてもらった覚えがあるけど、今回は遠慮した(人も多かったからね)。
スリランカの暦です

さて、お寺は宗教施設なのだが、周囲は公園になっていて市民の憩いの場となっている、みたいでした。

次はいよいよキャンディです。

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