2010年8月29日

京都藝術2010 シンポジウム

まず、わくわく京都は今週は小学校全体での展示となっており、質量共にパワーアップしてました。廃校という場にもうまく嵌ってたと思います。ただ、もっとごちゃらんとしてた方がよかったなあ。期間も短いし、撤収しやすいようにしておかないとまずいから、細部までのつくり込みが難しいのはわかるんだけど、ちょっと残念。キャバクラも笑えたけど、一番面白かったのは中庭の金網の球体(作家名は初めから見てない)かな。

で、トークショー。前半のアーティストトークも面白かったけど、主催者側の思いとゲストの思いが噛み合わないし、先日の蹴上でのトークと 被る話もあったし、正直もうひとつでした。でも、後半のギャラリスト等のトークはかなり楽しめました。まあ、作家さんは割と簡単に他所に移って仕事が出来るから、必ずしもその土地に思い入れはいらないけど(土地に根ざした制作をする人もいますけど、それはまた別の話)、ギャラリーは一旦店を出しちゃったら当分はそこで勝負するしかないわけで、その場所に店を構えることの意味を最初から考えてるのが当然だわね。若干無理な姿勢で聞いてたのであちこち痛んだけど、(パネラーも多いんだし)もう少し時間があればなあと感じました。ただ、レセプションに来てくれと言われてもちょっとなあ。仕事絡みのパーティですら知らない人としゃべるのがうっとうしいから、ちゃちゃっとメシ食って帰ることがあるってのに。

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