2012年2月23日

2月5日12時

さて、博物館からエスカレーターで丘を下ると、聖ポール天主堂跡に出る。
ここは「世界がっかり遺産」の代表格とされることが多い。おそらくファザード正面の写真だけ見てマカオに来て、セナド広場方面から歩いてイエズス会記念広場から高台に見えるファザードに「いったいどんなすごい教会なんだろう」とわくわくしながら辿り着いたところで、この教会がハリボテなのに気がつくからなんじゃないかと思う。最初から聖ポール天主堂「跡」って書いてあるのにねえ。でも、モンテの丘から下りてくると天主堂の側面に出るので、ごらんのようにネタバレになる。こちらから行けばがっかりする人は減らせるんじゃないかな。わくわく感には無縁になっちゃうけど。
で、例によってここにもお正月飾りが鎮座。
もともとの構造はこうなっていたらしい。東洋一壮大な教会だった、というのもうなずける。
さて、ファザードの裏側には足場が組んであって上ることが出来ます。こちらは裏側(北・天主堂内部方向)の風景。正面の建物から地下に降りると納骨堂と天主教藝術博物館。
こちらは正面側(南・イエズス会記念広場側)の風景。結構見通しがききます。
で、東側にはモンテの丘。
裏側はこんな感じ。確かに知らないで来たらがっかりするかもなあ。でも、一部しか残ってないとはいえ、ここはやっぱりすごい教会だよ。
博物館は見所たっぷりだし、納骨堂もなかなかイケてるし。

ファザードの浮き彫りも丹念に見るとなかなか面白い。あえて、がっかりする人はもぐりだと言わさせていただきます。

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