2012年2月8日

2月4日9時

マカオと日本とでは1時間の時差がある、のだが、ここで1時間というのは実際には北京との経度差。香港やマカオは実際には更に西にあり、実質1時間半の時差がある。たいていのところは10時にならないと開かないので「なんでやねん」と思ってしまうが、現地の人の生活時間はそんなものなんでしょう。土曜日はその辺がわかってないし、日本時間で起きてしまったので早めに動いてしまい、結局多くのポイントを外から眺めるだけでスルーしてしまった。でも、その分だけ人も少なく外からとはいえゆっくり見れたから良かったかな。
いろいろ考えたけど、最初はやっぱりセナド広場でしょう、ということで宿から歩き始める。道中で見かけた、お正月飾りのフラワーポットに水をやるスタッフ。油断すると頭の上から水が落ちてくるので注意。
朝のセナド広場。あまりのことにあっけに取られてしばし眺める。
民政総署内部。普段からきれいに飾られているようだが、南欧風のデザインに中華風のデコレーションがすごいミスマッチで楽しい。
最初に入ったのがここなので、デコレーションの評価基準になったのだが、いろいろ比べてみてもレベルが高い。おまけに、入口右手のギャラリースペースで北京大学の版画のコレクション展をやっていたのだが、ドーミエがたくさん出ていて、しかも伊丹のコレクションとはまた味が違って小奇麗だし、実際には行ってないのに描いた中国旅行画集とかもあってすごく楽しい(もちろん、ピカソとかシャガールとか有名どころもあります)。しかも、これが入場無料。図録も良くできていて、朝一で重くなるから買わなかったけど、夕方また出かけてまた展示を見て図録も購入。その後もロケーションが良くて綺麗なもんだからトイレを借りるのに度々足を運んだ印象深い建物。宿(と空港ビル)以外で一番長い時間を過ごした建物はたぶんここだな。わしらメシ食うの早いから。
民政総署のクルマはバイクも含めみんなアマガエル色。マツダ2(デミオ)がいるけど、国内で売ってるメタリックなグリーンよりこっちの方が好みだな。ちなみに、マカオは左側通行なので(中国車ばっかかと思ったら)日本車が割と頑張ってます。

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