2012年2月20日

2月5日9時半

あまり早く動いても仕方ないことは学習したので、9時過ぎまで待ってタクシーで松山ロープウェイへ向かう。この日のスタートはギアの要塞だ。

マカオは小さな街で、面積は京都でいうと上京、中京、下京、東山 の4区を合わせたくらい。マカオ、タイパ、コロアネに分かれ、世界遺産地区はマカオ半島の南側の狭い範囲に帯状に広がっている。半島の北側はもともと中国人の村だったし、帯の東西は埋立地だからだ。北のルイス・カモンエス公園から南の媽閣廟まで歩くのは、粟田神社から東福寺まで歩くのに相当する(道中の高低差も同じくらいだと思う)。入場しない(できない)施設も多いから、大変だけど観光しながら一日で歩けないこともない。ただ、ギアの灯台(と教会)だけはちょっと外れた場所にあるので、別枠で考えないと難しい。まあ、今回は最初から二日に分けてるから問題ないけどね。
しかし、うれしそうにすぐにロープウェイに飛び乗ったんだけど、時間が早いことは自覚してるんだから、下の公園(ミニ動物園とかがある)で少し遊んでからにしたらいいのにねえ。標高92mしかないんだから、歩いて登るとかさ。
山上も公園として整備されているが、このあたりはマカオで最も標高が高いところで、かっては重要な砦だった、ので、このように砲台の跡がちらほら。
灯台の下には大砲と防空洞展示館が並ぶ。
こちらがギアの灯台とギア教会。この灯台は現役で夜になるとホテルの部屋の窓まで光の帯が伸びていた。横の協会がまた優れもので、17世紀創建当時のフレスコ画が今も残る。獅子がめっちゃかわいい。当然撮影禁なので、本屋で写真が載ってる本を探し出して購入。何度も言うけど、これがタダなんだから太っ腹だよね。

現役の灯台といっても周囲には(グランドリスボアをはじめ)ずっと高い建物が林立している。灯台としての機能より観光資源としての方が重要なんだろうなあ。
これは、龍、かな?よくわかんない。

ふもとは塔石広場。図書館、病院、文化局といった古い建物が並ぶが、ここにも正月飾りが据えられている。奥は聖ミカエル教会。敷地が、というか墓地が広い。
かっての防空壕を整備した防空洞展示館。穴があったら入りたい人なのでちょっと期待してたんだけど、すぐに出口で拍子抜け。まあ、タダだから文句を言ってもなあ。

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