2012年2月7日

背景

中華系の人たちにとって旧正月は1年で一番大事なイベントなのだが、小正月(元宵節)には街中にランタンを掲げてお祝いをする風習がある。Wikipediaによると2200年前の漢代から続いているらしいから随分と年季が入った催し。日本では長崎のものが有名で、これはこれで一回行かねばと思っているのだが、世界中で一番派手なのが台湾。中国本土はいろいろ規制があって不便なのからなのか、国を追われた分かえって伝統行事に熱が入ってるのかはわからないが、とにかくこれは4年前にさわりだけ見てすごかったのを覚えている。で、面白い上に正月と違ってお店とかは営業してるんだから、中華圏に行くにはこの時期しかなかろうと決めちゃったわけ。今年の元宵節は2月6日なので、その前の週末ならなにかやってるだろう、ということで気になっていたマカオ行きを決行となったわけ。結果はまあ、期待以上でしたわ。ということで、写真を一枚だけ供覧。
夜のセナド広場。噴水があって地球儀があるお馴染みの場所だが、えらい事になってます。この右手には大きなステージまであるので、スケジュールが合えばイベントも見られるんでしょう。画像検索するとクリスマスとかにもデコレートするみたいなんだけど、ろくに下調べしてないもんだから腰抜かしました(最初に行ったのは昼間だけどね)。もう、街のあちこちがこんな感じで、空港から宿までのタクシーの車窓からも道路のあちこちに龍を模ったかわいいランタンが鎮座しているのを見えて、テンション上がりまくりでしたわ(これはいい写真がないのが残念)。

で、マカオでは22の建造物と8つの広場が世界遺産に登録されてるんだけど、4日間のうち2日は移動日の正味2日間の旅で全部回ってきました。京都の世界遺産ですら見たことないとこがいくつもあるのになあ。まあ、そう何度も行くわけじゃないだろうからこれはこれでいいよね。

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