2012年7月23日

パンアメリカン・ハイウェイ

翌朝。この日、クスコはコルプス・クリスティ(聖体祭)のため祝日。皆さん飾り付けに余念がない。でもまあ、予定がそうなってるので、聖なる谷に別れを告げて飛行機でリマへ。
ナスカ方面はどんよりと雲が。わかっちゃいるけどいい気はしませんね。
リマに着く。分厚い雲に覆われ、あまり楽しくない雰囲気。ガイドのミゲルさんからあまりありがたくない話を聞かされる。海岸地帯は霧の季節なのだが、今年は特に天気が悪くて(ナスカ遊覧の)セスナが夕方まで飛べないことが続出しているんだとか。飛んでも何も見えない、のは想定してたけど、よく考えたら有視界飛行だから霧が出てると飛ばないわなあ。こちとらナスカは旅の最終日で、しかも通常より早い夜10時のフライト(普通は夜中)。リマ-ナスカはパンアメリカン・ハイウェイをすっ飛ばして7時間かかる。シャワーや夕食、買い物の時間がなくなるのはまだいいけど、飛行機が飛ばないのは困る(ネタとしては面白いけどさ)。事前に教えといてくれれば、クスコにもう一泊してお祭りを見て、最終日にリマの博物館を堪能できたのになあ、とだいぶ後悔。こちらの気分もどんより。

パンアメリカン・ハイウェイへ。道は立派だが、最高速度は90km/hに規制されている。途中検問が何度かあって、裏金が欲しい警官がいろいろいちゃもんをつけてくる。ますますブルーだね。
車窓からだけど、最初のペルー移民が働いていた砂糖工場の跡、だとか。
でもまあ、お昼には晴れてきた。海岸のリゾートホテルでランチ。海鮮料理うまい。名物だというピスコサワーをいただく。

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